コロナウィルスが猛威をふるい、暗いニュースが多い中、
日本のニュースで桜が咲き始めたというニュースみて少しだけほっこりとしました。
季節は逆なので桜が咲くのは8月下旬〜10月くらいになりますが、実はシドニーでも桜がみられる場所があるので紹介します。
目次
オーストラリアの桜的な存在はジャカランダ

桜が咲くと春の訪れを感じるというのが日本人。
暖かくなってきて、桜をみるとなんだか今年もこの時期がきたかと嬉しくなりますよね。
オーストラリアの春というか夏を告げる存在といえば紫のジャカランダです。
シドニーだと冬はめちゃくちゃ寒いということはないんですが、徐々に暖かくなってきて紫色の花をみると、春だなぁーと感じます。
オーストラリアは南半球で季節が逆なので、時期は10月中旬〜11月ですかね。
薄い紫色の花が木いっぱいに咲き、街路はパープル色に染まりる景色は日本ではみることのできない絶景です。

桜はパッと散ってしまいますが(そこが儚くて良いという意見もありますが)、ジャカランダは咲いている期間が長いので楽しめる期間の2週間くらいと眺めです。
ちなみにジャカランダはどこで咲いているの?と聞かれることがありますがどこにでも咲いています(笑)
逆にオージーにも桜ってどこで咲いているの?って聞かれます。
名所はあるけどどこでも咲いてますよね。ジャカランダもそんな感じです。
花見のように、外に出てジャカランダをみながら飲食をするという文化はありません。
というか屋外でアルコールを飲むことはできません。
この時期にみる桜前線や開花予報は日本ならではだなと思います。
オーストラリアではジャカランダの開花予報とかみないですね。
オーストラリアにも桜の木はある
ジャカランダの話が長くなってしまいましたが、オーストラリアにも桜の木はあって咲く時期はオーストラリアの春、8月下旬くらいからです。
正確に品種はわからないんですが、日本の桜とはちょっと違います。
薄ピンクではなくて色が濃いめだったり花がなんか大きいんです。
最近はオーストラリアでもHanamiやJapanese cherry blossomが浸透してきた
日本食をはじめとして、日本文化が人気のオーストラリア。
Hanamiという単語を知っていたり、Japanese cherry blossomの香りのするハンドソープやボディクリームも人気です。
家で使っているハンドウォッシュ↓
甘めで桜の香りなのかはわからないですが、いい香りです。

日本に旅行へいって、HANAMIという単語を知っているオージーも多いです。
オーバーンの桜祭り(Auburn cherry blossom festival)
『シドニー桜祭り』は、シドニー西部のAuburn(オーバーン)という地域にある『Auburn Botanic Garden』という大きな庭園で毎年8月の中旬~下旬の2週間弱にかけて開催されています。
シティからは3.40分かかるかな。駅から離れているためシャトルバスが出ています。
去年行った時の写真。週末に行ったらすごく混んでいました。
入場料は確か5ドルくらいかかります。

日本風の庭園に桜が植えられているんですが、和風なんだけどなんかちょっと違うような。
シドニーにある日系の屋台も出ていて、たこ焼きやお好み焼きみたいなのがあったと思います。(値段が高めで12ドルくらいだったかな)
シートを持ってきて座るような感じではなく、すごい人混みです。

ルーラ(Leura)の街

ブルーマウンテンズのツアーと一緒に立ち寄ることの多いルーラの街。
こじんまりしていて、可愛いローカルのお店や郵便局があるんですがメインの通りに桜並木があるんです。
日本の桜らしいのですが、日本でよくみる桜よりは花びらが厚くて八重桜っぽい感じだったと記憶しています。
その年の気候にもよりますが、9月下旬から10月中旬ごろまでが桜の季節です。
オーバンの桜祭りは8月下旬ですが、ブルーマウンテンズ近くになると気温がグッと下がるので桜の開花も1ヶ月くらい遅いんですね。
ルーラといえば毎年行われるフラワーフェスティバルも有名です。
2020年は10月3日〜5日、10月9日〜11日です。
まとめ
日本の桜のニュースをみて、シドニーでの桜事情について書いてみました。
日本から遠く離れたシドニーでも桜が咲いているのは知らない人が多かったのではないでしょうか。
今年(2020)は日本も外出禁止でお花見は自粛かと思いますが、このブログでも春の訪れを感じてもらえたら嬉しいです。
コロナ関連の暗いニュースが続いてますので息抜きの記事になるといいなと思ってます。