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【ネタバレ注意】話題の映画 コンテイジョンをみた感想|コロナウィルスとそっくり 

coronacontagion

普段あまり映画をみないコアラですが、

今話題の映画コンテイジョンをみてみました。

コロナウィルスをまさに予想してたんじゃないかとか言われていたり

ネットフィリックス1位と聞いて興味を持ったんです。

映画は2011年の作成ということで、ところどころで古さを感じたりしますが、

約10年前にこの映画を作ったなんて

本当にコロナを予測していたんじゃないかと気味が悪いです。。

今回は映画をみようか迷っている方、本当にこの映画はコロナとそっくりなのか、結局はみんな助かったのか?などを書いていきます。

ネタバレがありますので、知りたくない方は注意してください。

映画をみる前に注意

corona

コロナ疲れ、不安が強い人はみない方がいいかも?

家でやることがない、退屈となった時にまず浮かぶのが映画鑑賞。

この映画も最後はワクチンが開発されてハッピーエンドにはなるんですが、

少しグロい部分やバイオレントなところもあるのでコロナ疲れや不安が強い人は控えた方がいいかもしれません。

一応この映画のジャンルはスリラー映画らしい。

それだったら、バラエティやハッピーエンドのライトな映画の方が気分転換になるかな。と思いました。

無料で見れない???

それとネットフィリックスのオーストラリアでみたんですが、

トレーラーはあるけどいざ本編はない。

結局5ドル払ってレンタルをしました。

ネットフィリックスは国によってみれる映画が違うし、もしかしたら日本版や他の動画配信サービスでは無料でみれるのかもしれません。

コアラ旦那はこの映画を公開当時に一度みたことがあったらしいんですが、

内容は全然覚えていないって(笑)

まさかその当時、将来こんなことが現実で怒るなんて考えてもなかったでしょう。

あらすじ

corona

ざっくりとしたあらすじは以下の通り。

まさに今のコロナと状況が被りまくっています。

予言してた!なんていうレビューもありますが、みててこれ今世界で起こってることじゃん!と思うことだらけです。

ちなみに映画のタイトルになっているコンテイジョン(Contagion)は感染するとか(接触)伝染病という意味のある名詞です。

香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。

時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。謎のウイルス感染が発生したのだ。新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。

米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。

だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。

その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。国家が、医師が、そして家族を守るごく普通の人々が選んだ決断とは──?

(引用 ワーナー公式の作品情報から)

話の展開が早くて、それぞれのストーリーが並行して進むので

あれ??そういえばあれどうなった??という感じで

少し映画から目を離すと巻き戻してみることになります。

キャスト

corona

映画や芸能系に疎いコアラでも認識できるくらい超豪華キャスト

映画をみてるとこの人みたことあるーという俳優さんばかり。

でもだれかが主役って感じでもなくそれぞれストーリーが進んでいく感じです。

それぞれの役で気になったところを書いていきます。

グゥネスパルトロウ

ベス・エムホフ役。

映画の最初からおおっ、華やかーと思っていたら

すぐに亡くなって、映画の本当に最初の部分にしか登場しません。

感染して亡くなるときの演技もさすがですが、(痙攣したり口から泡が出る)、

もっとみたかったなーという気もします。

ジュードロウ

アラン・クラムウィディという

人気ブロガーで、政府が情報を隠蔽しているなどといって人々の不安を煽ったり、

効かない特効薬を売って儲けたりと。

今のコロナでもデマ流す人いるよね〜という目でみていました。

ジュードロウがやっぱり若いですね。それと彼のブログもなんか昔のデザインで2011年ってこんな感じだったなーってちょっと懐かしくなったりもします。

ローレンス・フィッシュバーン

エリス・チーヴァー博士という役柄で出てきます。

個人的にですがなんか今回のコロナで話題になっているWHOのテドロスさんと少し印象が被りました。

マット・デイモン

グウィネスパルトロウの旦那さんのミッチ・エムホフ 役。

オーシャンズ11とかボーンアイデンテティの頃の印象が強くて(古すぎ。。あれって2002年公開でしたね)

最初あれ?こんな感じだっけ?と思ってしまいましたが

ラッキーにもウィルスに対する免疫を持っていて、感染を免れています。

マリオンコティヤール

WHO(世界保健機関)の疫学者レオノーラ・オランテス役。

香港で拉致されてしまいますが、ワクチンと引き換えに無事開放。

だけどそのワクチンが本物ではないと知り、空港から走る様子まで映画ではみられます。

その後どうなったのか気になります。

結局感染源はなんだったのか

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これは映画の一番最後に回想シーンで出てきます。

感染源は野生のコウモリでした。

コウモリがフンをして、そのフンを豚が食べる 。

そしてその豚を丸ごと調理していたシェフがベス(グウィネスパルトロゥ)と手を洗わず握手するということで感染がはじまったのでした。

今回のコロナと似ている点

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コウモリから感染

陰謀説や中国の生物研究所から漏れたという説もありますが、

コロナも今のことろコウモリが感染源というのが有力ですよね。

映画のなかでも市場で生肉を切って販売するシーンもあってかなりリアルでした。

飛沫感染する

映画でも描かれていた咳や電車のつり革から感染する様子。

スローモーションやアップで上手く捕らえられていて緊張感があります。

デマと陰謀論の拡散

コロナでも、生物兵器だのという噂がありますよね。

お湯を飲むと防げるとか、中東でメタノールを飲むと効果があると言われて中毒死したりと。

パニックになった時って、正確な判断ができなくなっちゃうんですよね。

今回もいろんな情報が出回っていますが、デマに振り回されないようにしないとですね。

感染が広まったときの対応

広い体育館のようなところにベッドが並べられたり、

死体が袋に入れられて並べられて遺体を土葬する様子。

まさにニューヨークで起きてるとニュースで報じられていることと同じだって思っちゃいました。

軍?が配給したり、配給の物資すらなくなってしまう場面もありますが、

現実世界ではそうはならないで欲しいと願うばかりです。

買い占め

スーパーの買い占めや暴動。

トイレットペーパーは描かれていませんでしたが、

スーパーに人が押し寄せて棚がからっぽになる様子はまさに数週間前起こったこと。

(最近はシドニーは買い占めは落ち着いています)

映画だとスーパーの強奪や銃を持った人まで出てきていますが、

今のところ強奪は起こっていないし、これからも起こらないよう願うばかりです。

都市封鎖

都市封鎖する場面。

これも数週間前に起こったことだ。。

違う点

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感染力が半端ない

映画のウィルスはコロナより感染力が強くて、致死率も高いです。

最初に亡くなるのも2、30代の持病もなさそうな人や子供です。

映画もアッという間に展開していってあっという間に全世界に広がっています。

こんなに感染力が高かったらと思うとゾッとします。

あれ?ソーシャルディスタンスは?

ソーシャルディスタンスやセルフアイソレートという言葉も登場しますが、

スーパーや配給でみんな普通に距離を取らず並んでました。

シドニーだと並ぶところにバッテンが貼られてて距離開けないといけないので、ここだけちょっと違和感。

暴動や銃武装はまだ起こっていない

街がゴミだらけ、銃を持って家に押し入って、食糧強奪という場面もありましたが

幸い現実世界ではまだ起こっていません。(少なくと日本やオーストラリアでは)

アメリカでは銃の購入が増加したというおっかないニュースもありましたが、治安悪化は起こらないよう願いたいです。

肝心のワクチンがまだ完成していない!

映画ではめでたく、ワクチンが開発されみんなが接種してという終わりになりますが

(それでもだしDAY 120 4ヶ月後くらいだったかな。)

現実世界では映画ならまだ半分もいっていないくらい。

肝心のワクチンやら、決定的な解決方法がありません。

開発されても実際に世界中のみんなが接種できるのにはどのくらいの時間がかかるんでしょう?

映画では誕生日ごとに抽選で接種するという方法が取られていました。

ワクチンを摂取した人から手にバーコードのようなものをつけます。

現実世界でもそのように免疫を持っている人、持っていない人を管理する日がやってくるんでしょうか。

まとめ

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話題の映画、コンテイジョンの感想になります。

気になっていた方はぜひ見てみてください。

この映画同様、早くワクチンが開発されて事態が収束することを願うばかりです。

STAY HOMEで不要な外出はしないようにしましょう。