シドニー市内中心部から少し離れた場所にあるフィッシュマーケット。
新鮮なシーフードが市内レストランよりお得に食べられます。
コアラのオススメ観光地です。ぜひ旅行中にお時間のある人は行ってみてください。
目次
シドニーフィッシュマーケットについて
シドニーフィッシュマーケットは南半球1、そして世界3位の取り扱い量を誇る魚市場です。ちなみに、1位は日本の築地市場で、2位はスペインのマドリード。
*他のホームページなどでは世界2位と紹介されていたりしますが、フィッシュマーケット公式ページでもWikipediaでも取り扱い量世界3位となっていました。
最初にコアラが行った時の感想は、
とあまり良い印象ではなかったのです。でも知れば知るほどファンになり今ではちょっとしたシーフードを買いも行くようになりました。
混雑しない時間帯や、頼み方のコツが分かればもっと楽しんでもらえるはずです。
シドニー内で食べれる魚介類はすべてこのフィッシュマーケットから市場に回ります。ということは、フィッシュマーケットにある魚介類が一番新鮮!
やはりフィッシュマーケットの一番の魅力は新鮮なシーフードがお手頃価格で食べられることです。お手頃と言っても、市内のレストランで食べるよりはという意味で、日本からくると割高に感じるかも知れません。
老朽化が進んでいる、現在のフィッシュマーケット。2023年を目標に新しいフィッシュマーケットが建設中です。発表されているデザインはとってもお洒落で完成が楽しみです。
アクセス
市内中心部からは少し離れているピアモントというエリアにあります。アクセス方法色々ありますが、コアラのオススメは ライトレール > 徒歩 > Uber or Ola > バスの順になります。ではそれぞれ見ていきましょう。
ライトレール
一番オススメなのが、ライトレールです。L1 Dulwich Hill Line のFish Market駅というのがあるのでそこで降りれば大丈夫。セントラル、チャイナタウンから約20分くらいの乗車です。
最近開通したジョージストリートからは直通していないので、チャイナタウンのあたりで乗り換えが必要になります。L1 Dulwich Hill Lineのライトレールに乗り換えてください。
徒歩
徒歩であれば市内中心部から20ー30分ほど。タウンホールあたりからならピアモントブリッジを渡っていくことになります。セントラルからなら大通りのHarris st を通ってくるのが分かりやすいかと思います。
バス
セントラルからバスに乗る場合は501West Ryde、タウンホールからバスに乗る場合は389 Maritime Museum行きに乗りましょう。どちらのバスもMiller St opp Jones Stで降りましょう。
バスは乗り方が難しいのであまりオススメしませんが、使う方はグーグルマップでバス停の位置や自分がどこを走っているのか確認しながら行くのをオススメします。
バスを降りた後と徒歩3ー5分くらいでフィッシュマーケットに到着します。バスが通ってきたHarris st から曲がってPyrmont bridge Roadをずっと歩いていくと青色の建物の裏側が見えて来ます。フィッシュマーケットだと分かりずらく、ちょっと難しいです。
注意すること 持って行った方が良いもの
注意すること 時間帯
週末のお昼12時過ぎにいくとものすごい人の数です。中国系の団体客が多かったりして、席がなかったり、トイレ*も長蛇の列です。
オススメは平日にいくか、週末なら午前10時とか11時くらいの早めにいくと混雑を避けられます。
フィッシュマーケットは朝が早いので3時ごろになるとお店が店じまいを始めます。やはり早めの時間帯にいくのがベターです。
トイレは2箇所あります。メインの建物の中のはすぐに分かるのですが、混んでいるしあまりきれいでないです。メインの建物の左側(ライトレールで歩いてきた方向)にもう一つトイレがあります。そこはあまり混んでなくオススメです。
持っていくと便利なもの
・Wifi & バッテリー 移動の時にグーグルマップをみるため。Google マップ使うとバッテリーの減りが早いですよね。
・ウェットティッシュ テーブルが汚かったり、殻付きのえびやオイスターを食べる時に結構手が汚れるので。
・ミネラルウォーターなどの飲み物 無料のお水コーナーのような便利なものはありません。。ボトルショップもありますが持っていくのが一番お得。
・念のため現金 最近はどこのお店でもカード用の機械が普及しているのでカードでも大丈夫ですが、念のため持っておくと安心です。現地にATMもあります。
・念のためのパスポートなどID フィッシュマーケットの中にはお酒が売っているボトルショップがあります。オイスターを食べながら白ワイン、フィッシュアンドチップスを食べながらビールも最高です。年齢確認を求められた時ように持っておくと安心です。
大体の予算は?
本当に食べるものや量によりますが、ランチで1人だと最低15ー20ドル、50ドルあれば満足して食べられますかね。
オイスターやロブスターは割高。オイスターは12個で23ドルほど。オイスターは1頭60ドルくらいです。*お店や時期によって変わります。
スシボックスなどはお手頃な値段かな。15ドルくらいからありますよ。
おすすめ
お店選び
フィッシュマーケットに到着すると、メインの水色の建物以外にも駐車場からいくつかお店が見えるんです。どこのお店がいいの??ってことになりますが、初めての方はまずはメインの建物です。人気のお店が集まっています。この記事でもメインの建物の中のお店について書いています。

オイスター
来たぜひ食べてもらいたいのがオイスターです。日本でもオイスターがあんまり得意でなかったコアラもパクパク、1dozen(12個)軽く食べられます。
牡蠣に当たったちしないかって??シドニーのオイスターは、バクテリアの少ない海で育っているそうで、日本で取れる牡蠣よりはあたることは少ないそうです。
注:あたることは少ないとはいえ、旅行中は疲れなどで体の免疫が弱っていることもあります。食べる時は体調を考えながら食べましょう。
パシフィックオイスターとロックオイスター


オイスターは2種類あります。パシフィックオイスターとロックオイスター。
日本で食べられているのがパシフィックオイスターで、シドニーでのみ食べられるのがロックオイスターです。食べ比べしてみると、全然味が違うんですー。
値段は写真が暗くなってますがパシフィックオイスターが1dozen(12個)24ドル、ロックオイスターが1dozen(12個)22ドルでした。(2020年1月)コアラが買ったお店だとロックオイスターの方がちょっと安いんですね〜。
*1dozen(12個)もしくは Half dozen(6個)の販売になります。
*コアラが今回買ったのはメインの建物入って、右手に少し進んだオイスターがショーケースに入っているPETER’Sです。オイスターもどこのお店で買うか迷うんですが、一周ぐるーっと回ってみて結局どこのお店も同じような値段であれば、お客さんがたくさんいるお店=回転率が良い?新鮮?っていつもここで買っちゃいます。
見た目の違いは、ロックオイスターの方が殻も実も小ぶりなんです。写真でパシフィックオイスター(青のトレー)の方が殻と実の余白が多いの分かります??
店員さんに、味はどう違うの〜?と聞いてみると、耳ダコな質問なのかだるそうに” pacific oyster is salty(しょっぱくてアッサリ), rock oyster is creamy(こくがあってクリーミー) ” と教えてくれました(笑)
確かにこの答えは完結に的を得ています!!!
ロックオイスターは小ぶりで、ギュッと味が凝縮されてめちゃくちゃクリーミー。
パフィフィックオイスターは、さっぱりとした味わいで何個でも行ける味!
どっちが美味しいかと聞かれると完全に個人の好みですね。コアラはあっさりパシフィックオイスター派、旦那はロックオイスター派です。ロックオイスターも美味しいんですが、強い味があんまり得意でないからか、食べ慣れた味だからでしょうか。。
ソースは、一緒についてくるレモンを絞るだけでも美味しいし、別売のソース、すでにソース(ポン酢系)のかかった味付きオイスターもあります。
今回別売1.5ドルくらいのワサビ醤油ソースを買ってみました。ワサビが聞いていてオイスターとも合います!!
ソースのかかった物は、パープルのトレーにカラフルでインスタにも映えそう。

サシミ

他のオススメはサシミ。オーストラリアではサシミで通じます。フィッシュマーケット内を歩くとAburi(炙り)という単語を見かけたり日本人としては嬉しいですね。
写真のサシミバーへいくと、薄くスライスしてくます。このお店は最低の 注文が100グラムだったので、少人数の時はすでにボックスに詰められたものを買う方がいいのかも。
100グラムって、細長いサーモン刺身だけが10切れくらい、、2人で食べるのはちょっと難しい量です。
魚の一番人気はサーモン、続いてツナ(英語での発音は チューナー)、スナッパー(鯛の一種)
日本語が通じる?お店
英語が苦手って人は、フィッシュマーケット中に1つだけ日系のお店があります。品揃えも日本人好みのものが揃っているし、日本語も通じる感じなので、安心ですね。
メインの建物中程、右手にあります。

雰囲気重視なら
メインの建物入ってすぐ右のDoyle’sがオススメ。ワトソンズベイという高級住宅街の人気レストランのフィッシュマーケットの店舗です。コアラも一度行ったことがありますが、味も雰囲気も素敵すぎます。

フィッシュマーケットの店舗は、店内が洋風なお洒落な作り。(フィッシュマーケット内はなんかお客さんも含めてここはアジアか?という雰囲気なので)
お店専用のアウトドアエリアもあるので席取りも他よりは争奪戦が激しくないはずです。
フィッシュアンドチップスやカラマリ(イカリング)食べるならここがオススメ。
セルフサービスでないレストランで食べたい方は
メインの建物の奥に進むと右側に階段があって、そこを登るとFISHERMAN’S WHARF SEAFOOD RESTAURANT というチャイニーズ系のレストランがあります。
円卓があって、水槽に魚が泳いでます。飲茶でワゴンサービスがあるようです。
他のお店は基本セルフサービス(カウンターでオーダーする)ですが、ここなら店員さんが注文を聞きに来てくれます。
ゆっくりしたい方はこちらもいいかも。
肉屋さんや料理教室、フィッシュマートの裏舞台が見れるツアーも
フィッシュマーケットの中には、魚屋さんだけでなくボトルショップやチーズやさん、八百屋さん、肉屋さんなど色々とあるんです。朝、魚を買い付けにきたレストランのシェフが一緒に買っていくようだそうです。
入っているお店のページを載せておきます。それぞれのお店の営業時間を調べるのにも便利です。言語も日本語が選べますよ。
競りが行われるフロアの「舞台裏」を英語で紹介するツアーは毎週月、水、木、金曜日に行われているそう。(クリスマスから元旦までの期間を除く)。同ツアーでは、競りの仕組みを解説し、100種におよぶ新鮮な海産物を間近で紹介します。
その他フィッシュマーケットで見かけたもの
ペリカン
フィッシュマーケットの敷地内にたまにいます。結構大きくて、3、4才の子供くらいの背丈があります。最初は置物か???と思っていたら動くし、結構恐ろしいです(笑)
日本では見ないので、初めて見た時は衝撃でした。

スシケーキ
今回2020年1月に言ったら、新しくスシケーキというものを発見しました。手のひらより少し大きなドーナツ型でカラフル。今回試さなかったので味は?ですが、写真映えしそう。次にブームがくるかも???

みなさん、フィッシュマーケット観光楽しんで来てくださーい。