シドニーの歩き方
シドニー観光情報

新しく開通したシドニーライトレールに乗ってきました【2020】

シドニーにはライトレール(Light Rail)と言う交通機関があります。これは路面電車のことで、トラム(Tram)とも呼ばれています。

2019年12月に開通したシティを走るライトレールに2020年2月にやっと乗ってきました。

写真も撮ってきたので参考になれば嬉しいです。

区間について

今回開通したのが、L2ランドウィックラインです。

数年前からずっっと目抜き通りジョージストリートが工事されていて、車の渋滞が酷かったんですよ。

ついに完成したのか!という感じです。

現在はシティとダルウィッチ・ヒルを繋ぐL1ダルウィッチ・ヒルラインとL2ランドウィックラインの2路線が運行しています。

2020年3月にはL3キングスフォード線の開通が予定されています。

よくわからない地名を言われてもピンとこないので、

チャイナタウン、ダーリング・ハーバー、ザ・スター、フィッシュマーケットに行きたいときはL1ダルウィッチ・ヒルライン

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operahouse
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と覚えておきましょう。

とりあえずジョージストリートでライトレールを目にしたので乗ってみたいという旅行者の方はタウンホール〜サーキュラーキーあたりをおすすめします。

乗る前にオパールカードは必須です

シドニーのトラムに乗るときはオパールカードというスイカみたいなものが必須です。

コンビニで先に購入しておきましょう。

オパールカードの目印がついているコンビニであればどこでも取り扱っていますが、日本人だとセブンイレブンが入りやすいんじゃないでしょうか。

レジでオパールくださいというと、何ドル分と聞かれるので希望の金額を伝えるだけです。

主要の停留所には券売機っぽいのがありますが、これはトップアップ(チャージ専用)でオパールカード本体は買えません。

オパールカードがあれば、電車、バス、ライトレール、フェリーまで乗れますよ。

ちなみに交通機関で色やサインが分かれています。ライトレールのテーマカラーは赤です。

「L」のマークがライトレールのサインです。電車は「T」バスは「B」フェリーは「F」と書かれています。

 

オパールカードのタップは車内にはないので、乗る前に必ずタップしましょう。

タップを忘れると??

以前は検査官みたいな人がみんなタップしているか車内を点検にきていました。検査官に見つかると罰金があります。

検査官も毎日いるわけでないので完全に運となりますが、乗車賃は払いましょう。

ドアは手動です。写真のように緑に光るので、ボタンを押してください。

今回乗ったのはHaymarket~ QVB

普段シティに行くときは電車が多いので、ライトレールが開通したと知りながらなかなか乗る機会がありませんでした。

というのもライトレールいつも信号で止まっているし遅いイメージがあったんですよね。。

ぶっちゃけ電車で移動する方が早い。。

今回はそういえばライトレール乗ってないなーということで乗ってみました。

平日の朝はそんなに混んでいませんでした。

みんなやっぱり電車かバス使うんでしょうか。

ライトレールは時刻表がないので、停留所の電光掲示板でいつ来るのか確認します。

通常朝の5時頃から深夜の11時頃まで運行していますが、区間や曜日によっては早朝や深夜の運行をしているようです。詳しくはTransport NSWのウェブサイトトリッププランナーで調べるのがおすすめです。

車両は4両くらいの編成で、それぞれの車両の真ん中に蛇腹のようになっていてカーブもまがりやすくなっています。

車内の様子

床が低くて車内も広々しています。

乗ったときはぜんぜん人がいなくて前の1つ前の車両までガラガラ。

運行もゆっくりで、すぅーーーっと滑らかに移動します。走行中も静かです。

ピカピカの車内からは新しい匂いがします(笑)

座席も赤なんですね。一瞬、プライオリティシートかと思いましたが

プライオリティシートはグレーの方でした。

各車両に運転席がついていて、仕切りが透明なのでみえます。

乗ったときは4両くらいあったので運転手さんはいませんでしたが、実際に運転している様子もみれますよ。

上に各停留所と停留所からの最寄で歩いて行ける場所も書いてあるので便利。

観光客でも使いやすいですね!

車内に貼ってあった禁止事項

違反すると最大400ドルの罰金。

書いてあるのは、必ずタップしましょう、有効なチケットをつかいましょう、禁煙です、足を座席の上におかない、アルコールを飲まない

ということでした。普通そんなやらないですよね〜電車だとたまに足をあげてる人がいますが。

料金は?

公共交通料金は距離や曜日、乗り継ぎしたか、カードの種類によって変わってきます。

オフ・ピーク(Off Peak)の料金設定があったりと複雑なんです。

しかもこのルールの改正もちょこちょことあるんです。

3年くらい前は週に8回以上使うとその後無料だったんですがそれもなくなりました。

とってもルールがややこしいんですが、

料金は走行距離によって変わってくるのと

市内中心部間の移動なら2.8ドル,3ドル弱で行ける

と考えておくと良いかと思います。

正確に知りたい場合はNSW州のトリッププランナーで行先を入れて計算してみるといいですよ。

到着時間や複数のルートでも検索できます。

日曜日は乗り放題2.8ドル

日曜日はどこへ行くのも、$2.80以上はひかれません。

オパールカードを使って街歩きや、電車を使って遠出、フェリーで遠くまでと考えられているのなら日曜日がおすすめです。

ライトレールのメリット・デメリットまとめてみました

メリット

・せっかくシドニーにきたのでトラムに乗ってみたい人向け

・街の景観も楽しめる

・トラムでアクセス便利な場所に行ける フィッシュマーケットやザスター、サリーヒルズ

・電車のように階段での上がり下がりなどないので車いすやベビーカーを持ち込む人も使いやすい

デメリット

・とにかく遅い

・歩いても行ける区間もあるので片道3ドル弱(1人)はやや高め

・旅行者だと乗り場や進行方向がわかりづらいかも

トラムが遅い理由としては、街全体がトラムの建設をもとに設計されていないからで、トラムが信号や車を待つ状況だからだそうです。

まだ人もなれていなくて速度も出せないようです。

コアラ
コアラ
これからシドニー市内中心部の公共交通機関がさらに便利になるよう期待です